= 波乗りしてみる =

ほかの多くのスポーツと違い
自然が相手のサーフィンは、個人の都合に合わせて楽しむことが難しい。
波はいつでもあるわけではないから、波が立った時にその場にいなければ
サーフィンは成立しない "一期一会"とはよくいうが
サーフィンの場合まさにその通りで、一度逃した波とは本当に二度と巡り会うことはないのだ。

学生時代ボディーボードを始め、最初は不純な動機で女の子にモテルかなとやり始めた波乗り。

だんだんボディーボードでは物足らず、サーフィンを始める、しかし働くようになり
海へ行く機会がすっかり減ったのである、そんな時でも夏場になると海水浴へは行っていた。
しばらくして世間一般で言う一身上の都合により仕事を辞めた時、自由な時間をもてあそぶようになった。
周りの友人は平日の昼間など誰も相手をしてくれる訳がなかった、そんな時ふと海へドライブ....
図書館で借りた本を浜辺で潮風に当たりまがら失恋した女性のように静寂な時間を読書をして過ごした。
そこで思った

『海に行っても本を読むのもいいけれど。また波乗りをやろうかな』
と潮風に当たり本を読んでいるのもいいけれど、せっかく海へ来てるのだからつまらない。
仕事もテキトォーに飲んで街で遊ぶのが大好きな私が真剣に波乗りを始めるなんて誰も信じなかったけど
多趣味な私の人生の物欲に負け中古でサーフボードを購入。
昔波乗りをしていた友達に連絡を取りにゼロからの出発を試みた
仕事を辞めたばかりでグータラな生活をしていて絶対できないと思っていた早寝早起生活をして
波乗り前日の飲み会は断り、朝早くから波乗りへ!!
=注意=
(今では波乗り前日でもお酒は飲んでます)

波乗りのいいところは、波乗りをしている間は波しか見ないところ。
どんなに疲れていても、どんなに悩んでいても、波の上に浮かんでいるだけで悩んでいたことすべてふっとびます。どんなに波にのまれても、次から次へと押し寄せてくる波を見ると苦しいながらも
『ふふふ』と自然と笑いたくなるぐらい幸せな気分になれます♪
よく泳げないからと言って波乗りをやらない人が居ますが
泳げなくても波乗りは出来ます、海はあなたを自然と受け入れてくれます。

波は思いどおりになんてならないし、桑田さんの歌【波乗りジョニー】にあるように
二度と同じ波は来ないから。
その『自分の思い通りにならない』ところが、
いままで何でも要領よくこなしていい加減に暮らしていた中途半端な自分が
夢中になれた原因なのかもしれません。


海と空のあいだには 波を追う自分だけ
陸のスベテから解放される時間  それが波乗り


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